カリブ海の魚たち:葛西臨海水族館に遊ぶ

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カリブ海は亜熱帯の海で、サンゴ礁も多く見られます。カリブ海を代表する魚と言えば、ヘミングウェーの小説「老人の海」に出てくるマーリンが有名です。この小説の日本語訳が出たころ、翻訳者たちは現物を知らなかったのでしょう。たんに大きな魚と訳したり英語のままマーリンと書いていました。今日では、どんな日本人も、それがカジキマグロだと知っています。

葛西臨海水族館にあるカリブ海の水槽は、「世界の水槽」コーナーの中でもっとも大きなものですが、さすがにカジキマグロはいません。そのかわりエンゼルフィッシュの仲間がたくさんいて、いろどりを添えています。エンゼルフィッシュは亜熱帯の海に生息していますので、当然カリブ海にも多くいるのです。

ご覧のように、同じような体型をした魚たちが多く見られます。小生にはなかなか区別がつきませんが、傍らの表示板にはその種類名が書いてあります。それを読むと、グレーエンゼルフィッシュ、フレンチエンゼルフィッシュ、クィーンエンゼルフィッシュ、スパニッシュ ホグフィッシュ、ブルーヘッド、イエローゴートフィッシュ、ストップ パロットフィッシュ、タバコフィッシュ、バターハムレット、ハイハット、ジャックナイフフィッシュ、フェアリーバスレットなどの名が見えます。

それがどれなのか、なかなかはっきりしません。でも、泳いでいるところを見ているだけで、楽しい気分になります。






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