青山パラシオタワー:表参道の現代建築群

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地下鉄銀座線の表参道駅を出ると、まず目に入るのが青山パラシオタワーです。この建物は、表参道と青山通りの交差点南西角に位置しており、地下鉄駅とは直接つながっています。ですから、地下鉄駅から表参道にアクセスするさいには、最初に眼に入るというわけです。この建物は、スペインの建築家リカルド・ボフィルによって設計され、1999年に竣工しました。以後、表参道のランドマークとしての役割を果たしてきました。


ボフィルは、政治活動や文筆など多彩な経歴で知られ、建築作品としては、スペイン・アリカンテのラ・マンサネラなどが有名です。日本ではほかに銀座の資生堂の設計を手がけました。

上の写真は、表参道越しに撮影した建物のプロフィール。折から初夏の陽気にて、新緑が目にまぶしいだけ、建物のプロフィールは樹木の陰にかくされがちでしたが、その勇壮な雰囲気は伝わってきます。パラシオとは、スペイン語で宮殿を意味しますが、まさに宮殿という名にふさわしい雰囲気を感じさせます。

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これは、ファサードの左半分(東側)を眺めたもの。

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これは、ファサードの正面。いわば建物の顔といえる部分です。重厚な壁とガラスのコントラストが独特の味わいを生んでいます。

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これも、ファサードの正面を、やや斜め方向から眺めたもの。この建物は複合用途のビルとして、さまざまな商業施設が入っており、「ザ・ストリング」と呼ばれているそうです。最も有名な商業施設は、バッグのブランドとして有名なグッチのショールームです。






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