咲き広がる我が家の紫陽花

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小生の家の玄関先には紫陽花が植えてあって、ちょうど今が花見ごろだ。六月のしょっぱなに咲き始め、それから半月以上たったいまになって、やっと八分通り咲き広がったところだ。この紫陽花は、二十年以上もたつ古株で、いまでは人間の背丈ほどの高さになっている。かつては毎年のように多くの花を結んだものだが、数年前から咲かなくなってしまった。剪定の仕方に問題があったらしい。紫陽花は、二年がかりで開花する習性を持っているので、毎年咲かせられないことはもちろん、まったく咲かせることができないことも珍しくはない。

そんなわけで、昨年は腰を据えて正しい剪定に心掛けてみた。色々な情報にあたり、剪定の時期や仕方を徹底的に研究し、その結果を応用して慎重に選定したところ、今年はご覧のような咲きっぷりを見せてくれたというわけだ。

上の写真は、咲き広がった紫陽花の株の全体像である。上述したように紫陽花は、個々の枝先が隔年に開花するので、一時に全部が咲くということはない。半分は、来年までおあずけである。それでも、咲くべき花の八分通りは咲いたので、ご覧のようにかなり賑やかな眺めを呈している。

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これは、やや高めの角度から見たところ。咲き始めて半月以上たったものと、いま咲き始めたばかりの花が混在している。紫陽花の個々の花は、咲き始めてから散るまでの間が、ひと月近くもあり、長い間楽しむことができる。一方、向かい側に植わっている夏椿は、それぞれの花が一日しか持たない。非常に対称的だ。

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これは、反対側の角度から眺めたもの。ご覧のように、まだ小さな蕾の段階のものもある。この調子だと、七月の初旬頃までは花見が楽しめそうだ。





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