イスラエルのユダヤ人がガザのパレスチナ人の皆殺しに乗り出す

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10月7日のハマスによるイスラエル攻撃に対する報復だとして、イスラエルのユダヤ人政府がガザに対する攻撃を激化させている。今日(11月2日)の時点で殺されたパレスチナ人は8500人以上に達し、その大部分は女性と子供であるという。イスラエルのネタニヤフ政権は、人道的停戦を訴える国際世論に耳を貸さず、ハマスを根絶やしにすると言っている。かれにとってはガザの人間はすべてハマスに見えるようだから、ガザに住む200万人のパレスチナ人を根絶やしにする、つまり皆殺しにするつもりらしい。

これを何というべきか、小生などは言葉を知らない。虐殺には違いないが、普通の意味での虐殺ではない。民族まるごと皆殺しにするのを狙うわけだから、民族浄化というべきだろう。

ネタニヤフは、言うにこと欠いて、今回の報復攻撃は、真珠湾に対する報復と同じだと言ったと聞く。真珠湾への報復の一環としてアメリカは、広島・長崎への原爆攻撃とか東京大空襲を行い、数十万人の日本人を殺した。それが許されるのなら、イスラエルのユダヤ人がハマスへの報復として200万人のパレスチナ人を殺すことには道理がある、と言いたいのだろう。

そのイスラエルのユダヤ人による報復をアメリカのバイデンは、自衛のためだと言って支持し、あまつさえ数兆円に上る支援をイスラエルに与えるつもりでいると聞く。これはイスラエルのユダヤ人にパレスチナ人を皆殺しにする資金を与えるようなものだ。イスラエルにとっての自衛とは、パレスチナ人を殺す権利といっているに等しいから、イスラエルはますます増長してパレスチナ人殺しに熱中するであろう。

まさに人道の底が抜けたような事態だ。イスラエルのユダヤ人がやっていることは、人類全体への嘲笑といってよい。人類がこれまで育んできた「普遍的原理(人道とか正義といったもの)」を嘲笑して、ユダヤ人の利己的な目的のためにはどんな残虐行為をも辞さないと言っているに等しい。そんなことは、ならず者でなければできないことだ。






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