ブチャの虐殺者は制裁、ガザの虐殺者は支援:バイデンのダブルスタンダード

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バイデン政権が、ウクライナ戦争中民間人を殺害した軍人を、制裁リストに加えたそうだ。ブチャの虐殺者と呼ばれる軍人二人とその直系の家族が対象だそうだ。一方、イスラエルがガザで行っている虐殺行為に関しては、いまのところ制裁の議論はなく、かえってイスラエル政府を支援する姿勢を示している。イスラエル政府を支援するということは、イスラエルがガザで行っている虐殺を支持するということに他ならない。

同じ行為に対しては、同じ基準を適用するというのが、正義にかなったやり方である。同じような虐殺行為に対して、一方には制裁を課し、他方は支持するというのは、ダブルスタンダードに他ならない。ダブルスタンダードは、正義の要請から著しく逸脱するので、そんなことを平気でやる人間は、正義を云々する資格をもたない。

バイデンの政府、つまりアメリカ政府が、こんなことを恥じらいもなくやっているようでは、今後誰もアメリカ政府の言うことをまともには受け取らなくなるだろう。

それにしても、イスラエルのやり方はあまりにも人倫に反している。イスラエルは、ガザの人々をテロリスト呼ばわりし、自分の虐殺行為を正当化しようとしているが、言葉の真の意味でのテロリストは、むしろネタニヤフらイスラエル政府のメンバーだと言うべきである。






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