梅雨空に見かけた花:アガパンサスとヘメロカリス

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小生が毎日散策している近所の公園で、見事な色合いの花をいくつか見つけた。いづれも梅雨空を吹き飛ばすような鮮やかな色合いに咲いている。特に目を引いたのが、彼岸花の仲間のアガパンサスとユリの仲間のヘメロカリスだ。上の写真は、その二種類の花が色合いを競い合うように咲き誇っている様子を映したもの。横に広がっている薄紫の花がアガパンサス。その奥のオレンジ色の花がヘメロカリス。手前の花の名は、植物に詳しくない小生にはわかならい。

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これはアガパンサスに焦点をあてたもの。アガパンサスは和名を紫君子蘭といって、蘭の仲間のように思われるが、そうではなく彼岸花の仲間だそうだ。ただ、細長い葉は蘭(とくにシンビジウム)の葉と似ているところもある。アガパンサスという名は、ギリシャ語のアガペー(愛」に由来し、花言葉には愛にちなんだものが多いそうだ。

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こちらは、ヘメロカリス。ニッコウキスゲと同じく、ユリの仲間である。ユリは大体が寿命が短いが、この花は開花してその日のうちに散ってしまう一日花である。ただ、ご覧のように数多くの蕾をつけており、一つの花が散っても次々と開くので、結構長い間楽しむことができる。時に忘れ草と呼ばれることがあるが、それは、一日で散ってしまうあわただしさから連想されたのであろう。






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