暑さにへたる土着ネコ

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近所の公園を根城にしている土着ネコについては、先日紹介したところだ。母親と二匹の子どもが家族を形成している。そのうち、母親の姿はあまり見られず、こどものうち茶と白のブチが、単独でいる姿を見ることが多い。そのブチは、公園の一角を自分の縄張りと心得て、そこにいつもとぐろを巻いている。この日もまた、いつものように円形のテーブルの上に寝そべっている様子を見かけた。

テーブルの上にでんと寝そべっているのは、俺がここの主人だとアピールしているのだろう。暑さが苦手なようで、この日はすっかりへたっている様子に見えた。ぐでんとした姿勢で横になり、余分な運動はしない。人間が近づいてもまったく気にかける様子がない。

付近には、三匹の野良猫が、遠慮しながら居座っている。この猫たちには、ここの主人であるブチネコが攻撃して追払う姿勢を見せたこともあったのだが、最近は、このように気楽な姿勢で居ついている。相手がまだ子どもだと高をくくっているのだろう。

母親の白猫はどこに行ってしまったのか。ときおりここにいる姿を見かけるので、違う場所をねぐらにしているかもしれない。





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