葛西臨海水族館に遊んだ際に、持参したビデオカメラの操作を間違えて、ほとんどものにならなかったことを報告したところだが、中に一点だけ、まともにとれていたのがあるので、それをお見せしたい。フェアリー・ペンギンという小型のペンギンが食事をする様子をうつしたものだ。
そのペンギンがいるのは、屋外のプールだ。中型のフンボルトペンギンと、小型のフェアリーペンギンが、同じ水槽に、ネットを隔てて同居している。小生は、フンボルト・ペンギンの食事風景を見た後、フェアリー・ペンギンのそれを見たのだった。フンボルト・ペンギンには、飼育員の女性が小魚を水に向かって投げ与え、それをペンギンたちが襲い掛かるように捉えて飲み込む様子がダイナミックに見えた。水上からの眺めよりも、水中を横から覗いた眺めのほうが迫力があるそうだ。
一方、フェアリー・ペンギンには、地上にザルのようなものをおいて、それに飼育員が小魚をのせる。すると小型のペンギンたちが一斉に食らいつくという次第だ。地上で与えるのは、水中だと小魚を捕まえるのがむつかしいからだそうだ。フェアリー・ペンギンは、身体が小さいこともあり、水中の餌をとるのは得意ではないのだろう。
ともあれ、一点だけでも、まともにとれていたことは幸いだった。次は満を持して、すばらしい映像を多数とりたいと思う。
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