フロムファーストビル、ラ・コレツィオーネ 表参道の現代建築

| コメント(0)
sando12.1.from.jpeg

表参道を、山通との交差点を渡ると、その延長上に東側に伸びるやや狭い道が伸び、それを「みゆき通り」と言いますが、この通りの外れ近くにフロムファーストビルができてからは、フロムファースト通りとも呼ばれるようになりました。フロムファースト自体は、総合生活提案産業ですが、ビルの中にはさまざまな商業施設が入っています。この建物を設計したのは山下和正。竣工は1975年です。

上の写真は、正面からの眺め。重厚なレンガ造りが印象的です。建物は東西の二棟からなり、それらをブリッジでつないでいます。

sando12.2.jpeg

これは、東側の棟をやや斜め角度からみたもの。

sando12.3.jpeg
(ラ・コレツィオーネ)

みゆき通りの端っこ、根津美術館の手前に、コンクリート打ち放しの建物があります。ラ・コレツィオーネという複合施設の建物です。商業施設のほかに、イベントホールなどもあるそうです。設計は、安藤忠雄。コンクリート打ち放しを得意とする建築家です。この建物は彼の代表作の一つで、竣工は1989年です。

上の写真は、東側からやや斜め方向に眺めわたしたもの。コンクリートの打ち放しとガラスを組み合わせた外観です。

sando12.4.jpeg

これは、ロゴを標示した看板。赤い支持板が打ち放しのコンクリートと対照的な雰囲気を醸しだしています。






コメントする

アーカイブ