動物写真・生命賛歌

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写真(National Geographic)は、湖上で漁をするハクトウワシのペア。左がオスで、右がメス。メスが湖面に最接近し、いまにも魚をハントしようとする瞬間をとらえている。ハクトウワシは漁の名手で、狙った獲物はほぼ確実にゲットするという。漁の能力は、雌雄であまり差はないようだ。

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閉経とそれに続く更年期を持つのは人間とシャチのメスだけだそうだ。というより、人間のメスの他に更年期を持つ動物がいることが、近年初めて明らかになった、ということらしい。人間以外のその動物と言うのがシャチだというわけだ。

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写真(WPから)は、鷹に褒美の餌を与えるモンゴルのカザフ人。カザフスタンからモンゴルにかけてひろがるアルタイ山地は、4000年にわたる鷹狩の伝統を持つ。だが、近年は鷹狩が世界的になくなる傾向のなかで、鷹匠が減少し、今では世界で70人ほどを認める程だという。そのほとんどは、アルタイ地方に集中している。

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この鶏は、生きたまま羽をむしられたわけではない。羽のない状態で生まれたのだ。というのもこの鶏は、遺伝子科学の成果の一つとして、突然変異によって、このように無毛の状態で生まれるようにセットされたのである。

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これはボノボの恋人たちを写したもの。左がオス、右がメスだと思われる。オスがメスを軽く抱き、額のあたりに接吻しようとしている。その様子がまるで愛をささやき合っているように見える。ボノボにもこんな愛すべき面があったのかと、心が温まる。

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写真(National Geographic )は、ブラジルはマット・グロッソの密林地帯に生息する小型の猿(体重が1.5キロ程度)ティティ・モンキーの仲間ミルトン・ティティ・モンキー。最近、三十種ばかりあるティティ・モンキーの新種として発見された。特徴は、灰色の顔にイェロー・オーカーの頬、それにオレンジ色の長い尻尾だ。

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この鮮やかな色彩の蟹は、バンパイアクラブ(吸血鬼蟹)といって、いまペットショップで大人気なのだそうだ。淡水生の蟹で、色彩の鮮やかさもさることながら、小振りな姿も人気のもと。甲羅の大きさは、直径二センチほどしかない。

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世の中には物好きな人が絶えないと見えて、自分の犬こそ世界一醜いと主張して、互いに愛犬の醜さを競い合う人たちがいるそうだ。そんなコンテストが今年もアメリカのカリフォルニアで開催され、この写真の犬が優勝したという。二歳の雑種犬で、顔つきが犬らしくなく醜悪だとして、見事栄冠に輝いた。

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シマウマにしま模様はあるのはどういうワケか。この疑問は、ダーウィンの時代から科学者たちの論争のタネになってきた。これまでさまざまな仮説が提起されてきたが、その中でもっとも蓋然性が高いのは、ツェツェバエやアブなどの吸血昆虫から身を守るためだとの研究成果が、米カリフォルニア大学カロ教授らの研究グループによって発表されたそうだ。

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写真(PAから)は、メスの羊と彼女が生んだばかりの子ども。アイルランドの牧場で生まれた。牧場主のパディ・マーフィーさんが産婆役を勤めてとりあげたそうだが、羊の子なのに真っ黒なのに先ず驚いたそうだ。驚きはそれにとどまらなかった、よく見ると、色が黒いほかに、足が長いし、頭には小さな角が生えている。羊の子にしては、あまりにもおかしい。どうしたことだろう。

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写真(National Geographicから)は、ヘビとワニの決闘シーン。オーストラリアのクィーンズランドにある爬虫類生息地帯で偶然撮影されたものだ。ニシキヘビの一種であるパイソンが小型のワニに巻き付いているところ。こうやって締め上げて、ワニを窒息させるか心臓を破壊するかして、相手の死を確かめた後、ヘビは相手を食いにかかったという。

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先日、動物園がキリンを殺してライオンに食わせたことについては、このブログでも紹介したところだ。その舞台となったのは、コペンハーゲン動物園。動物園では、1歳6か月になるキリン(マリウスという名前だ)を殺処分する方針を固めたあと、それを公表したのであったが、思いもかけず多くの意見が寄せられた。意見の多くはマリウスの助命を嘆願するものだった。ところが動物園サイドでは、こうした嘆願を無視するかのように、マリウス殺害の方針を変えずに、そのまま実施した。

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デンマークの動物園が飼育していたキリンを殺したうえに、その遺骸をライオンに食わせたというので、動物を愛する人々の間で大騒ぎになっているそうだ。

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写真(EPAから)は、志賀高原地獄谷の温泉につかる日本猿たち。いかにも気持ちよさそうな表情をしている。だが、温泉に浸かっている間は気持ちが良くても、温泉から出たらどうなるのか、われわれ人間としては気になるところだ。濡れた毛が寒気にあたって体が冷えるのではないかとか、湯冷めをして風を引くんじゃないかとか、余計な心配かもしれないが、ちょっと気になるところだ。

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鳥を食う魚がいるのだそうだ。それも空中を飛んでいる鳥に水中から魚が襲い掛かり、見事に生け捕るのだそうだ。南アフリカの研究者がその様子をビデオに収め、ネット上で公表した。

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このほど物好きな学者たちが、犬の排便の様子を根気よく観察した結果、犬は南北の方向軸に沿って排便する傾向があると結論付けた。この研究を行ったのはチェコとドイツの研究チーム。37種類、70匹の犬を対象にして、その排便の様子を何と二年間も観察し続けたというから、たしかに物好きの至りである。

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写真(ナショジオから)は、スリランカの象の施設にいる小象たちの群。この施設は親を失った孤児の象を育てている。1982年に開設されたが、それ以来この施設で育った象から生まれた小象もいるそうだ。

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家畜としての犬は、中国を中心とした東アジアから始まったとするのがこれまでの有力な説だったが、狼から犬への家畜化はヨーロッパから始まったとする新しい見解が現れた。この見解は、フィンランドのトゥルク大学の進化遺伝学者オラフ・タルマン(Olaf Thalmann)氏のチームの研究結果からもたらされた。チームはDNAの比較分析を行った結果、犬の直接の先祖は、ヨーロッパの、今は絶滅している狼であると結論付けたという。

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ムツゴロウといえば有明海の名物として知られていたが、最近は干拓が進んだので、ムツゴロウも住みにくくなったことだろう。この写真にあるムツゴロウは、有明海のムツゴロウではなく、タイのリゾート地クラビの干潟で目撃されたものだ。ムツゴロウはトビハゼとともに東アジアの干潟に広く分布するのだ。泥の中をスキップする姿から、英語ではマッド・スキッパー(Mudskipper)という。

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写真(ナショナル・ジオグラフィック)は、イヌワシがシカを討ちとった瞬間。所はシベリア川流域の雪原地帯、アムールトラの生態研究のために設置されていた固定カメラに映っていた。シカは一歳のニホンシカで、イヌワシがわずか二秒で仕留めた様子をカメラが記録していた。

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