続 壺 齋 閑 話
壺齋閑話の続編です 初編壺齋閑話は
こちら
から閲覧できます
ホーム
|
アーカイブ
|
プロフィール
|
メール
|
facebook
|
twitter
日本の美術
雪舟の破墨山水図(二)
続壺齋閑話
(
2017年4月11日 17:38
)
|
コメント(0)
これは、雪舟の破墨山水図の中では、もっとも強い躍動感を感じさせるもの。破墨図にしては描きすぎだという指摘もあるが、構成はがっちりとしており、筆致もなめらかだ。
続きを読む
雪舟の破墨山水図(一)
続壺齋閑話
(
2017年4月 8日 18:00
)
|
コメント(0)
破墨とは水墨画の技法で、墨を以て墨を破るといい、要するに淡彩の墨を重ねることで濃淡を演出する技法のことである。雪舟には、この技法による絵が何点か伝わっている。これはその一つ「破墨山水図」。画面上部の賛に、自分は破墨の技法を明で学んだことなどが記されている。その款記に「明応乙卯季春中澣日四明天童第一座老境七十六翁雪舟書」とあることから、明応四年(1495)、雪舟馬歯七十六の年の作品であることがわかる。
続きを読む
雪舟の猿猴図屏風
続壺齋閑話
(
2017年4月 4日 17:50
)
|
コメント(0)
雪舟の動物画としては、猿猴図屏風が伝わっている。これは、鷲鳥図屏風とともに六曲一双をなすもののうち左隻である。両隻とも「備陽雪舟七十二夏作之」という落款がある。その真偽については確たる結論は出ていない。
続きを読む
花鳥図屏風二(左隻):雪舟
続壺齋閑話
(
2017年4月 1日 17:52
)
|
コメント(0)
左隻のほうは、背景に雪山を配しているが、風景としての趣は余り感じさせない。前景の事物に近接しすぎているせいだと考えられる。そのため装飾的なパターンと言ってよいほどである。
続きを読む
花鳥図屏風二(右):雪舟
続壺齋閑話
(
2017年3月28日 17:38
)
|
コメント(0)
以前取り上げた花鳥図屏風より数年後、雪舟七十歳頃の作品と考えられる。山水画としての要素が後退し、花鳥を全面に押し出した、装飾性の強い画風になっており、そこに桃山時代の装飾画へのつながりをみる見方もある。
続きを読む
雪舟の山水長巻(四)
続壺齋閑話
(
2017年3月25日 18:28
)
|
コメント(0)
山水長巻冬の部分は、真っ白い雪山とその麓に展開する人里を描く。そして、横に連続的に展開すると見える画面に、針葉樹林の縦のリズムを介在させることで、時間の断絶を表現する。この林を境にして、時間の流れが変わることを示唆しているわけである。
続きを読む
雪舟の山水長巻(三)
続壺齋閑話
(
2017年3月21日 17:30
)
|
コメント(0)
山水図巻の秋の部分は、西湖を上から俯瞰した景色に始まり、湖の沿岸から奥の山の中へと視線を導いてゆく、流れるような手法で描かれている。しかもそれを単に横へ連続させるだけではなく、季節の移り変わりがそれとなく感じられるようになっている。雪舟の構図に対する綿密な意図が現われているところである。
続きを読む
雪舟の山水長巻(二)
続壺齋閑話
(
2017年3月18日 16:19
)
|
コメント(0)
山水長巻の特徴は、四季の季節の変化が明瞭に表現されていることだ。そしてその季節の交代が、それとわかるように描かれている。春から夏への交代は、霞のたちこめた山中の景観から、ゆったりと水をたたえた湖畔の景観への転換として示される。
続きを読む
雪舟の山水長巻(一)
続壺齋閑話
(
2017年3月11日 17:59
)
|
コメント(0)
今日「山水長巻」として知られる雪舟の四季山水図巻は、何点か伝わっている雪舟の山水図巻の最高傑作であるとともに、雪舟の画業の頂点をなすものだ。縦四十センチにして十六メートルにも及ぶこの長大な図巻のうちに、雪舟は己の画法の粋を注ぐとともに、絵を通じて己の人生観のようなものを表現して見せた。あらゆる意味で、雪舟の雪舟らしさが集約された作品といえる。
続きを読む
花鳥図屏風(左隻):雪舟
続壺齋閑話
(
2017年3月 7日 17:55
)
|
コメント(0)
花鳥図屏風の左隻は冬景である。左側の前景に雪をかぶった梅の木を配し、遠景に白い雪山を展開させて、そこに溶け込ますようにして、白鷺と鴨を描いている。鴨は泳いでいるので、当然凍っていない水の上だ、雪山も湖沼も白く描かれている為に、その境界がはっきりしないが、そのはっきりしないところが、冬の雰囲気をよく出している。
続きを読む
花鳥図屏風(右隻):雪舟
続壺齋閑話
(
2017年3月 4日 18:15
)
|
コメント(0)
雪舟筆と伝えられる図屏風が二十点ほど伝わっている。そのうちの何点が真筆かどうか、確定はしていないが、趣向や筆致などから雪舟真筆の可能性が非常に高いものが何点かある。ここに紹介するのはそのひとつで、雪舟らしさが指摘されている。
続きを読む
益田兼尭像:雪舟の肖像画
続壺齋閑話
(
2017年2月28日 17:48
)
|
コメント(0)
雪舟には、肖像画が四点伝わっている。いずれも大和絵風の画風に従って描かれたもので、そのうちの三点は鮮やかに彩色されている。肖像画は、鎌倉初期に写実的なすぐれた作品が生まれたあと、長く停滞気味であったが、雪舟は大和絵の画法によりながら、質の高い作品を生み出した。
続きを読む
雪舟の山水図
続壺齋閑話
(
2017年2月25日 17:58
)
|
コメント(0)
この山水図には、朝鮮人李孫及び朴衡文の賛がある。この二人は、文明十一年(1479)の朝鮮通信史の一員として来日したので、その折に賛を寄せたのだと思われる。この頃雪舟は、周防の大内氏に身を寄せていたが、朝鮮通信史の一向も、京の兵乱を避けて周防に寄り、その際に雪舟のこの絵を見て、賛を寄せたのだろう。
続きを読む
冬景山水図:雪舟
続壺齋閑話
(
2017年2月21日 17:56
)
|
コメント(0)
「冬景山水図」は、「秋景山水図」と対をなすものであり、ともに雪舟の最高傑作に数えられる。なかでもこの「冬景山水図」は、構図と言い筆致といい、特に完成度の高い作品である。左上に「雪舟」の落款と「等楊」の押印があるが、これはもともとの形であったと思われる四幅一組の左端に配したものであろう。
続きを読む
秋景山水図:雪舟
続壺齋閑話
(
2017年2月18日 17:59
)
|
コメント(0)
「秋景山水図」及び「冬景山水図」は、もともと四季山水図四点のうちの二点だったと考えられる。この二点は、「山水長巻」と並んで雪舟の最高傑作というに相応しい作品だ。画法的には、若年時の技法や中国からの影響を脱して、雪舟独自の境地を切り開いた記念碑的な作品と言える。
続きを読む
山水図屏風(右隻):雪舟
続壺齋閑話
(
2017年2月14日 17:54
)
|
コメント(0)
山水図屏風の右隻は、左隻と連続しているわけではないが、図柄としては、同じような雰囲気のようなものを並べ、左右一体で調和を醸し出している。
続きを読む
山水図屏風(左隻):雪舟
続壺齋閑話
(
2017年2月12日 18:36
)
|
コメント(0)
雪舟としてはめずらしい六曲一双の図屏風形式の山水画である。一応伝雪舟という扱いになっていて、真筆とは断定されていないが、真筆の可能性は非常に高いとされる。落款に「備陽雪舟筆」とあることから、文明六年(1474)頃の作品と思われる。この時期に雪舟は、山水小巻を描いており、筆致に共通するものがあると指摘される。両者とも、行体画だということで、全体としてやわらかい印象が特徴である。
続きを読む
雪舟の山水小巻
続壺齋閑話
(
2017年2月 8日 09:55
)
|
コメント(0)
現在山口県立美術館が保存する雪舟の山水図巻は、毛利博物館所蔵の山水図巻が「山水長巻」と呼ばれているのに対比して「山水小巻」と呼ばれる。長巻に比べてもともと高さも幅も短かったことに加え、現存するものは、原本を二つに裁断したものの前半に過ぎないからだ。
続きを読む
黄初平図(倣梁楷):雪舟
続壺齋閑話
(
2017年2月 4日 18:01
)
|
コメント(0)
梁楷は、南宋の宮廷画家として活躍した人だが、宮廷の雰囲気とは正反対の、禅味を思わせる渋い絵を描いた。その渋さが日本の禅僧たちに受け、禅寺ではもてはやされたという。禅僧の端くれだった雪舟も、梁楷には親しみを感じたに違いない。
続きを読む
倣李唐牧牛図:雪舟
続壺齋閑話
(
2017年1月31日 18:46
)
|
コメント(0)
李唐は、北宋末から南宋はじめにかけて活躍した画院画家で、南宋画の先駆者の一人として位置づけられる。雪舟は、夏珪らとならんで、李唐の画風も吸収しようとして、ここにあるような模写を行った。
続きを読む
Previous
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
Next
« 11)日本文化考
|
メインページ
|
アーカイブ
|
40)古典を読む »
検索
姉妹サイト
更新履歴
壺齋閑話
東京を描く
日本語と日本文化
日本の美術
宮沢賢治の世界
村上春樹を読む
万葉集を読む
伊勢物語絵巻
知の快楽
漢詩と中国文化
陶淵明の世界
英詩と英文学
マザーグースの歌
シェイクスピア
ブレイク詩集
ビートルズの世界
フランス文学と詩の世界
フランス民謡の世界
詩集:緋色の愛
豊穣たる熟女たち
TOKYO TOWNSCAPES
WATERCOLOR-水彩画
壺齋散人の美術批評
壺齋散人の映画探検
ロシア情勢を読む
中国を語る
動物写真を楽しむ
地球と宇宙の科学
人間の科学
あひるの絵本
学海先生の明治維新
人気ブログランキングへ
このブログを購読
本日
昨日
カテゴリ
日本語を語る (26)
日本文化考 (329)
日本の美術 (1011)
古典を読む (334)
日本文学覚書 (377)
日本史覚書 (189)
漢詩と中国文化 (140)
英詩と英文学 (49)
ブレイクの挿絵 (102)
詩人の魂 (34)
世界の文学 (149)
読書の余韻 (336)
知の快楽 (649)
反哲学的エッセー (115)
美を読む (1304)
人間の科学 (21)
地球と宇宙の科学 (51)
世界情勢を読む (525)
経済学と世界経済 (77)
日本の政治と社会 (619)
旅とグルメ (296)
動物写真・生命賛歌 (74)
水彩画を楽しむ (54)
映画を語る (1568)
壺齋小説 (87)
日々雑感 (311)
最近のコメント
√6意味知ってると舌安泰:
続きを読む
操作(フラクタル)自然数 :
≪…円環的時間 直線
続きを読む
ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな:
≪…アプリオリな総合
続きを読む
[セフィーロート」マンダラ:
≪…金剛界曼荼羅図…
続きを読む
「セフィーロート」マンダラ:
≪…直線的な時間…≫
続きを読む
ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな:
≪…近親婚…≫の話は
続きを読む
存在量化創発摂動方程式:
≪…五蘊とは、色・受
続きを読む
ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな:
≪…性のみならず情を
続きを読む
レンマ学(メタ数学):
≪…カッバーラー…≫
続きを読む
ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな:
≪…数字の基本である
続きを読む
最近のブログ記事
湘南風景:萬鉄五郎の風景画
窓:萬鉄五郎の心象画
水着姿:萬鉄五郎の人物画
T子像:萬鉄五郎の肖像画
少女の像(次女馨子):萬鉄五郎の肖像画
地震の印象:萬鉄五郎の印象風景画
少女(校服のとみ子):萬鉄五郎の肖像画
ねて居る人:萬鉄五郎の裸婦像
風景:萬鉄五郎の抽象風景画
裸婦:萬鉄五郎のキュビズム風肖像画
アーカイブ
月を選択...
2024年10月
2024年9月
2024年8月
2024年7月
2024年6月
2024年5月
2024年4月
2024年3月
2024年2月
2024年1月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年9月
2023年8月
2023年7月
2023年6月
2023年5月
2023年4月
2023年3月
2023年2月
2023年1月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年9月
2022年8月
2022年7月
2022年6月
2022年5月
2022年4月
2022年3月
2022年2月
2022年1月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年9月
2021年8月
2021年7月
2021年6月
2021年5月
2021年4月
2021年3月
2021年2月
2021年1月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年9月
2020年8月
2020年7月
2020年6月
2020年5月
2020年4月
2020年3月
2020年2月
2020年1月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年9月
2019年8月
2019年7月
2019年6月
2019年5月
2019年4月
2019年3月
2019年2月
2019年1月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年9月
2018年8月
2018年7月
2018年6月
2018年5月
2018年4月
2018年3月
2018年2月
2018年1月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年9月
2017年8月
2017年7月
2017年6月
2017年5月
2017年4月
2017年3月
2017年2月
2017年1月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年9月
2016年8月
2016年7月
2016年6月
2016年5月
2016年4月
2016年3月
2016年2月
2016年1月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年9月
2015年8月
2015年7月
2015年6月
2015年5月
2015年4月
2015年3月
2015年2月
2015年1月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年9月
2014年8月
2014年7月
2014年6月
2014年5月
2014年4月
2014年3月
2014年2月
2014年1月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年9月
2013年8月
2013年7月
2013年6月
2013年5月
2013年4月
2013年3月
2013年2月
2013年1月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年9月
2012年8月
最近のコメント