旅とグルメ

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(ムジェイ・クスコヴォ)

九月十五日(土)晴。六時に起床して昨日の日記を整理し、八時に食堂にて諸子と落ち合ひ朝餉を共にす。メニューは連日同じなり。この日はノヴゴロドへの移動日なれば、十時にホテルを辞し、タクシーを雇ひてレニングラード駅に到る。その名のとほりサンクト・ペチェルブルグ方面の列車の発着駅なり。構内に入らんとするに荷物の検査をなす。駅にもセキュリティの強化を施すは、ロシアはテロに敏感なるが如し。

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(プーシキン美術館)

三時過ぎイタリア・レストランを出でて先程来たれる道を戻り、プーシキン美術館に入る。あたかも日本の浮世絵点開催せられてあり。その様子を石子ニュースにて知り是非見物致したしと言ふなり。

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(トレチャコフ美術館のイコン・コレクション)

九月十四日(金)朝より快晴の空広がる。午前六時に起床、昨日の日記を整理して後朝餉に臨む。メニュー昨日と毫も異ならず。パンとミルクとソーセージの類なり、

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(国立ボリショイ・サーカス劇場)

食後アルバート通りを散策す。この通りはモスクワ一のショッピング街にて、モスクワのオックスフォード通りともいふべきものなり。通りに面せる一銀行に入る。岩子手持ちのドルをルーブリに両替す。交換レート満足すべき水準なる由。

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(モスクワ劇場広場前のマルクス像)

九月十三日(木)早朝四時半頃目覚む。窓外を見れば雨霏霏たり。昨日以前の日記の整理をなして後、八時に五階カフェにて諸子と落ち合ひ、朝餉をなす。ロシア風蒸しパンにソーセージの類なり。食後、持参せるタブレット端末を石子のWifiルーターに接続す。石子これを成田空港内にて調達せし由なり。ホテルWifiのPCへの接続はならず。

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(モスクワ、スラヴャンカ・ホテル前にて)

九月十二日(水)八時半頃家を出で十時近く成田空港第一ビル北ウィング四階にて石、浦、岩の諸子と落ち合ふ。直ちにオンラインチケット窓口に並び荷物を預託。その後、浦子両替と損害保険の加入手続きをなす。交換レートは一ルーブリ二円数銭なり。実勢レートは一円八十銭前後なれば手数料の尊きを知るべし。

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過日お知らせしたとおり、小生は友人数人とともにロシアに十日間の旅をしました。その折の見聞を旅行記にしたてて当ブログで紹介したいと思います。旅行記を題して「露西亜四方山紀行」としました。連載は十数回にわたります。最後までお楽しみください。

梶子の会社のお座敷を借りてすき焼きを食ったのは一昨年の七月のことだったが、あれからまる二年ぶりに再びお邪魔することとなった。今回はしゃぶしゃぶを振舞われた。集まったメンバーは梶子のほか、浦、岩、石、六谷および小生の合わせて六人。そのほか柳子が参加するはずだったが、急に体調を崩したと言って欠席した。それもわざわざこの会場までかけつけて、会費を払ったうえで欠席の不礼をわびるという念の入れ方だったという。今回しゃぶしゃぶを食うことになったのは、柳子の強い要望を考慮したうえでのことだったので、柳子としても多少の責任を感じたのだろう。それにしても、折角会場までやって来たのだったら、箸をつけてもよさそうなものを、と皆で言いあったのであった。

先日の四方山話の会の席上、石子がバラライカの演奏会を聞きにいかないかと皆を誘ったところ、手を上げたのは小生だけだった。他の連中はロシア音楽にはあまり興味がないらしい。そこで石子と小生の二人で聞きに行った次第だ。日時は昨日(八月二十五日午後二時から)、場所は紀尾井町の紀尾井ホールだ。炎天下を汗をかきながら行き、午後一時半に会場のエントランスで落ち合った。

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四方山話の会七月の例会は、梶子が石油化学業界の業況を語ることとなった。連日続く猛暑の中を、いつもどおり新橋の焼鳥屋古今亭に赴く。途中駅前の通りで縁日が開かれており、大勢の人が繰り出して生ビールなどを飲んでいる。幟を見ると新橋こいち祭とある。地元商店街の納涼の催しらしい。

先日豊穣たる熟女の皆さんと佐倉の街を散策した時、摩賀多神社のとなりのそば屋に入って三味そばというのを食った。とろろそば、いくらそば、てんぷらそばからなっていて、それぞれめんつゆに具を添えてそばをくうという趣向だった。そのうちとろろとてんぷらはなんということもない取り合わせだったが、いくらというのがめずらしいので、あのサケの卵の筋子をそばといっしょに食わせるのかと思ったところが、さにはあらず、なめこをそばに絡めて食うというものだった。なめこの形がいくらに似ているということだろうか。

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七時前に起床して風呂を浴びに行った。昨夜一度しか浴びてないので、この朝は二度浴びるつもりで、早く起きた次第。いつもなら八時近くまで寝ているので、松子などは珍しく早起きだねと言って冷やかしたほどだ。風呂上りには缶ビールを飲む。これも松子が未明に買い出してきたものだ。彼の細かい気配りには感謝するほかはない。

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山子夫妻、落、松の諸子と北軽井沢の温泉につかりに行った。今年の新年会で皆から是非温泉につかりながらのんびり飲もうよという話が出て、松子が安くて気持ちのよい温泉旅館を手配してくれて、そのうえ彼のベンツに五人揃って乗って、和気藹々と出かけた次第だった。その温泉旅館というのは、北軽井沢の山の中にあるリゾートホテルなのだった。小生は車に酔いやすい体質なので、乗車する前にトラベルミンを飲んだ上に、松子の配慮で助手席に座ることができた。これならなんとか酔わずに行けるだろう。
四方山話の会六月の例会がいつもの通り新橋の古今亭で催された。参加者は梶、六谷、岩、浦、石、栗、福の諸子に小生を加え計八名。今回のレポーターは六谷子、前回の浦子に続き日本のメディアについて話をした。

四方山話の会四月の例会は、浦子がメディア論を話すことになった。小生は三日前から春風邪を引いていて体調が悪かったので、欠席しようかとも思ったのだが、浦子のメディア論を聞いてみたいし、また会終了後に一部有志とロシア旅行の打ち合わせを予定していたこともあって、雨中病身をおして駆けつけた次第だった。会場についてみると、この宵の出席者は小生の他、柳、浦、石、福、岩の諸子合せて六名であった。この外、六谷子が来るはずだったが、弓仲間が急死して来られなくなったそうだ。何でも弓を引いている最中に死んでしまったというので、運命の矢を射るつもりが逆に射られてしまったといって、皆でその男の不運に同情した次第だ。

前回の四方山話の例会の席上、石子がEUの文書を自分で翻訳したものを配り、次回はこれに基づいて自分がレポートをすると言ったので、小生は20ページにわたるそのレポートを熟読したうえで今月の例会に望んだ次第だった。会する者は小生と石子のほか、小、浦、岩、六谷の諸子合せて六名だった。

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成田には三時過ぎに着いた。駅を出ると裏道を伝って新勝寺に至る参道へ出た。参道の人出は土曜日にかかわらず多くはない。近年は参詣者の数が減っているのだろうか。参道沿いに空き地が目に付く。昔は何軒も軒を並べていた羊羹屋も、いまでは片手の指が余るほどだ。

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前回会った新年会の席上、豊穣たる熟女たちから佐倉には桜の花は咲くのですかと聞かれた。勿論咲くよと答えたところ、どのくらい綺麗に咲くのですかと重ねて聞くので、小生は両手を精いっぱい広げて、これくらいいっぱいに咲きますよと答えた。すると熟女たちは、そんなにいっぱい綺麗に咲くんでしたら、是非わたしたちを連れてってくださいなと言うので、そのつもりでいたのだったが、今年の桜は例年よりかなり早く咲きそうだと言うので、熟女たちと示し合わせて、三月の二十四日という日に、佐倉まで花見に出かけた次第だった。午前中佐倉で花見をした後、午後には成田山にお参りしましょうというのが、我々のこの日の段取りとなった。

山子夫妻、落、松の諸子と久しぶりに会って小宴を催した。場所は新橋駅前のビルにある過門香という中華料理屋。新橋で中華料理を食うなら新橋亭がいいのだが、新橋亭は値が張るのでここにした次第。だがその判断はあまり当を得ていなかったようだ。わけは後で言及する。

昨年の暮に浅草橋でフグを食った後立ち寄ったバーで、石子から次回はお前が映画論をやれと言われて引き受けてしまったことを紹介したが、この日(2月13日)はその披露の場となった。そこで小生は事前に万端の準備を整え、レジュメも用意したうえでその場に臨んだのだった。会する者は小生を含めて七人。それら小生以外の六人を相手に小生は一時間半にわたって熱弁をふるった次第だ。その内容については前回同様、講演録という形で別途紹介したい。

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